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闘病日記

父の書いたメモを、拡大していって、ひとつひとつ、確認して清書しました。スーツ・靴・ぞうり・・・全て黒,名前入りでも、みんな清水だったり大竹だったりするから、洗濯ばさみにA・B・C・・・とマークを入れたものを2つずつ用意すること・・・そうすれば、Bの人にBの靴を渡せるので、間違えることはない、など。お土産は、かんぴょうまきなら、傷まないけれど納品時間と賞味期限を確認すると安心とか、こころに届く葬儀屋さんが、出来そうな内容。葬儀は区民葬で密葬で充分など。落ち着いたら、お礼を兼ねて、有志でしのぶ会を楽しむ、など。いつ、書いたのかと思うと・・・一人でいるときは、きっと、あれこれ、こんなことばっかり考えているのかと思うと、不憫でせつないです。

いつも、父がトイレに行った時、闘病日記をチラッと開けてみています。そこには、本音が出ているから。夕焼けを見ながら、涙が出たこととか、ちょっとおなかがもたれるとか・・・今日のところは、いつも横書きで小さな字なのに・・・たてに大きな字でした。1ページ目は、医師団・関係者殿で、今日まで元気に来れたのは皆様のおかげです、と感謝とお礼の言葉が。2ページ目には、お見舞いに来てくれた皆に、ありがとうの言葉が。3ページ目には、家族宛で、お礼のほかに、ママは一人ぼっちだから,助けてあげてください、お願いします、と大きな字でしっかり書いてありました。そして、闘病日記は、今日で終わりますって書いてありました。

明日から、私と弟が書いている連絡帳と合体しようか、父のメモ書きを続きで貼っていこうかな・・・アミラーゼが1500になって入院した日からちょうど1年。動物愛護週間なんだよね。ま、うちの場合は、毎日が、動物愛護週間なんだけどね。さ、元気出して、いかなくちゃ。

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コメント

避けて通れない道。老いを見つめ、死を見据えていくことの厳しさを教えられる。傍のものは穏やかに見守ることしか術がない。軽はずみな、気休めや慰め言葉は掛けられない。ましてそこに他人が入り込む余地はない。今のお父さんのお気持ちは、この間横浜歌会で第一席歌になった五行歌に凝縮されていると思う。色々言い残したいことがある中で「ママは一人ぼっちだから、助けてあげてください」夕焼けを見ながら涙して、このことが一番気がかりなんだと思う。何もしてあげられないもどかしさ。藍ちゃん文化放送の続投が決まったし、健康に気をつけて頑張って!!!。
庭の金木犀が咲き出してなんとも言えない芳香で存在感を示しながら、夏の終わりを告げている。

投稿: 腰原 | 2006年9月22日 (金) 09時16分

[しあわせポッケ」を夫と2人で読んでいます。18ページの歌が好きですね。114ページの「父と五行歌」は本当に「親孝行の娘」ですね。お父さんとの間柄が微笑ましく楽しい気持ちになります。今、お父様は自分の最後のお仕事をされておられるようですね。家族と話合いながら・・・。私も自分の葬儀を書いて息子に渡してあります。簡素に家族だけでとか・・でもその通りやってくれるか?心配でもあり?。

投稿: 梅津弘子 | 2006年9月22日 (金) 17時57分

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