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缶のプルトップ

父が唯一気に入っている飲み物は、明治乳業のエンシェア・リキッド。先生がお勧めのもので、1日1本飲んでいる。このプルトップを、あけられなくなっていた・・・。「これ、登、あけてくれるか、硬いんだよ。他の缶のより」と言う。そうでもないのに、弟は「やあ、これは、硬いぜー。おやじ。」といって、あけている。弟は、エリート社員でも、役職に就いているような仕事でもない。けれど、こんな時、優しい子でよかったな、と思う。この缶のプルトップ、いつも、飲みたくなったとき、どうしているのかとおもうと、せつない。

この2ヶ月、今まで、お出かけ大好き、マージャン・お料理・ピアノ・レストラン・・・一人でどこまでも行っていた母が、うつ病になってしまった。引きこもりで、ごみも捨てに行かない。老人パスの申請にもいけない。父のところへも10日に1度がやっと。わたしは、つい「しっかりしないと、パパがかわいそうだよ」といってしまうが、弟は「おかんも、大変だね」と、母を主役にもっていく。

そんな弟を、父は「調子がいいから心配なんだ」という。いつまでたっても、子供のままなのかな。私は、こんな弟がいて、よかった、と父と母に感謝!小学生のころは、よくけんかしたけど。

半蔵門のトライアングルさんの山形・尾花沢のスイカのケーキが、おいしいから、たべてね♪

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コメント

お父さんは小康状態。エンジェア・リキッドの缶の蓋の開閉の際の次男のごく自然に振舞う優しさに頭が下がる。蓋一つの開け閉めにも家族の優しさ、温かさが伝わってくる。微笑ましい。気がついたんだが最近家でも私が同じような飲み物の蓋に手古摺っているとバアちゃんが「貸してごらん」と取り上げさりげなく開けてくれることがある。人事ではない。
お母さんが登場してきたけど、それはお父さんの病気・入院が強いショック・ストレスが原因。みんなが病院に行って一人ぽっちになって寂しいんだよ。家族の一人に異変が起こると家族全体が巻き込まれる。聖路加で心療内科を紹介されたそうだけど。正解。私の知っている人も同じ状態になったことがある。そんな時、変に励ましたり、叱責するのは逆効果。弟さんの接し方が本筋。お父さんに接するようにお母さんにも気を遣って優しくしてやって。弟さんに学びなさい。獣医さん。何よりお父さんが元気なればそれが一番の特効薬。それを祈ります。(家庭の中に立ち入ってごめん)

投稿: 腰原 | 2006年8月31日 (木) 06時29分

お母様がうつ病との事、大変ですね。私もがんではないかな?と感じる頃うつ病になり心療内科を受診しました。先生の話によるとがん患者や家族が患者に多いと言っていました。家族は不安やら自分を責めたりと複雑な思いからくるのでしょうね。投薬と周囲の暖かい理解が何よりです。又専門医師からのアドバイスで救われました。今は良い薬もあります。決して励まさないで弟さんのような接し方が良いのでしょうね。

投稿: 梅 | 2006年8月31日 (木) 06時40分

私の友人もご主人が肺がんになってしばらくした頃から「うつ」になり、もう2年近く会っていません。心配でご主人に「彼女どうしてます?」と尋ねたら「妻は一年間休職していた仕事ついに辞めたよ。でもね、最近やっと近くのコンビニに一人で行けるようになった。」とのこと。がんになるってことは、当事者はもちろん家族にもかなりのストレスになることを痛感しました。家族の対応は重要。藍ちゃん頑張れ!

投稿: こころ | 2006年8月31日 (木) 07時28分

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